ワインセラーの果たすべき機能と選び方

ワインは非常にデリケートな酒であり、温度はもちろん光の影響も受けやすいため特に赤ワインは補色である緑色の遮光性のあるボトルが使用されている場合がほとんどです。

また澱があるワインでは振動によって澱が舞い上がらないように、静かに保管することが大切です。

このようにデリケートなワインにとって、非常に高温となる日本の夏は過酷な環境といえ、一定の温度に保持できるワインセラーで保管しないと、まず確実に劣化することになります。

ワインは高温だけでなく極端な低温も嫌うため、長期熟成をしたいならば加温機能も備えたある程度高級な製品が必要となります。

そこで必要なのが温度と湿度を一定に保つワインセラーで、最近では数万円程度という低価格で家庭向けに小型の製品も登場しています。

デイリーワインだけを楽しむためならば加温機能は不要で、ワインセラーではなくワインクーラーでも十分です。

また収納可能な本数ですが、気に入ったワインをまとめ買いする方の場合は、最低12本、可能ならば24本収納可能なものを選ぶ必要があります。